小夜曲

flageo2006-05-15


幾日か前に久しぶりに、本当に久しぶりにクラシックのコンサートに行った。
世はモーツァルト生誕250周年で、どのコンサートもモーツァルトの曲ばかり。

俺の行ったコンサートでも、モーツァルトアイネ・クライネ・ナハトムジークが演奏された。メインは別の。


やはりリアルのホールの響きは素晴らしかったのだが、演奏を聴いていて、テンポが速く感じてしまった。

もうちょっとゆっくり弾けば、そこここのフレーズでもっと沢山の事が出来るのにもったいない。


自分の頭の中に、理想のフレーズ、理想の演奏があって、目の前の演奏とそれがことごとく異なる場合には、やっぱり結構なストレスになる。

録音ものにも自分の好みと似た演奏がない場合、自分で弾いてしまうか、そんな技術もない場合にはスコアや楽譜を眺めて頭の中で音を鳴らす他ない。


知り合いのピアニストは「人の演奏を聴くよりもスコアを見ている方が楽しい」と言っていた。

最近、彼の言ったことがよくわかるようになった。

portsnapの罠

先日の日記でも少し触れたportsnap。日記ではさらりと書いているが実はすごく苦労した。
最終的にあのような結論に至った訳だが、今回、別のマシンに6.0-RELEASEを入れて分かったことがある。もう少し早く気づけばよかった。


6.0-RELEASEのportsnapでは、認証が必要なPROXY越えは出来ない。


その後、いくつか修正が入ったものの、本当の意味で使えるようになったのは6.1-RELEASEから。


5系列では、5.4-RELEASE、および3/9より以前の5-STABLEも同様にPROXY越え不可。


6系列におけるphttpget.cのバージョンを下記に示す。

6.0-RELEASEのもの。
__FBSDID("$FreeBSD: src/usr.sbin/portsnap/phttpget/phttpget.c,v 1.4.2.1 2005/08/15 20:24:08 cperciva Exp $");


6.1-RELEASEのもの。
__FBSDID("$FreeBSD: src/usr.sbin/portsnap/phttpget/phttpget.c,v 1.4.2.5 2006/03/09 17:08:41 ume Exp $");


http://www.freebsd.org/cgi/cvsweb.cgi/src/usr.sbin/portsnap/phttpget/phttpget.c

上記リンクを参照すると分かるが、認証要PROXYに対応したのは1.4.2.2から。

ただしHTTP_PROXY_AUTHについて、誤った書式をもとに読み込んでいるため、正しく動かない。
ここを修正したのが1.4.2.5。

もちろん、1.4.2.5より前のphttpget.cでも上記の情報をもとに修正すれば問題なく動く。