2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ブクログまとめ

harukiyaさんの本棚2010年01月アイテム数:12 フラット化する世界 [増補改訂版] (下)トーマス フリードマン01月05日生命保険のカラクリ (文春新書)岩瀬 大輔01月12日もの食う人びと (角川文庫)辺見 庸01月07日ドリーム・ギバー―夢紡ぐ精霊たち (ハートウォー…

「死の医学」への日記

死ぬ場所といえば病院が当たり前になったのは、ここ数十年のこと。 それだけに、死が生活と切り離されてしまう。 ある婦人の在宅ケアの例。 辛そうに闘病している婦人の子どもが、足許までしか近寄らない。それを見た婦人の母、つまり子どもたちの祖母が、「…

俺は、中小企業のオヤジ

ムチャクチャだったけど、面白かった。物品搬入口が狭かったので、上司に相談せず勝手に木を伐採して整地して広くしたとか、ハンガリー当局から難癖つけられたとき、無断で役所に乗り込んで、赤じゅうたんに油まみれの部品を並べて直談判したとか、武勇伝の…

強い者は生き残れない環境から考える新しい進化論

全体的に、説明が足らない気がした。 こういう話を一般的にわかりやすく書くのは「生物と無生物のあいだ」の人が上手だと思った。進化論のうち、環境が生物を選ぶという、環境説の話。産業革命後のイギリスが、煤煙で木の幹が真っ黒になると、もともと白っぽ…

ザ・ギバー

面白…くはないけど、とても気にかかる作品だった。一見、高度に管理されている世界が、次第に不気味さを増して行くストーリー展開がよかった。最後が気になって、一気に読んでしまった。また、劇中のいろんな点が、例えばどのようにしてこのような世界になっ…

グリーン革命

冒頭のスマートグリッドの話が良かった。 読んでいてスマートグリッドを俺のような素人もリアルにイメージできた。 スマートグリッドなんて、今までは漠然と高機能な高圧電線網のことかと思ってたけど、発電所から家電まで含めた網のことなんだとよく理解で…

グリーン革命

前作ほど面白くなかった。 ただ、2点ほど面白いなと思ったことがあった。 一点目。石油を買い続けることが、産油国のオープン化を抑制するということ。もうひとつは、エネルギー貧困、つまり電力の安定した供給がないために、フラット化した世界へ接続できず…

生命保険のカラクリ

保険のことなんてさっぱり分からなかったので、とてもためになった。 以下、メモ保険は、保障の性質を持つものと、貯蓄の性質を持つものに分かれる。 保障は万が一に備えるもの。貯蓄は発生の確率が高い、将来の出費に備えるもの 保険商品は以下の三種類に分…

ドリーム・ギバー

同じ作者の「ザ・ギバー 記憶を伝えるもの」と間違えて図書館で借りた。 でもまあ面白かった。 悲しい母子、さみしい老婆が、ドリーム・ギバー(夢を与える者)たちのおかげで元気になる話。1/7開始、同日読了

もの食うひとびと

世界食い倒れ紀行かと思ったら全然違った。 不条理なことがたくさんあるけど、皆ものを食う同じ人間。 解説も含めてとても面白かった。1/6開始〜1/7読了

フラット化する世界 [増補改訂版] (下)

こういうのが面白かった。HPが必死に87あったサプライチェーンを5つに減らしたのだが、見学者にどうやったらそんな事が出来たんだと度々聞かれてその有用性に気づき、そのノウハウを商品にした話やっぱりHPが、インドの貧しい地域へ行き、一緒になって議論し…

図書館

勤め先のあるエリアの公立図書館が使い易いせいで、読書欲が猛烈に高まっているこのごろ。webで予約が出来て、勤め先のごく近くで受け取り/返却ができて、返却だけなら駅のボックスに投函するだけでよい、というのがとても便利だ。 自宅近くにも図書館はある…

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

いまさら読んだ。前作、「レクサスとオリーブの木」はいろいろと鼻についたけど、こっちは面白い。上巻は、なぜ世界はフラット化したかという話。 ある意味、後から何とでも言える話なので、むしろフラット化した世界でどうしよう、という第二部からの方が本…

すべての経済はバブルに通じる

面白かった。資本主義はねずみ講だそうな。 つまり自分の持ってる資産が、次の人に高く売れる間はOK。だけどねずみ講に参入してくる人がいなくなったら終了という仕組み。よくどんな資産でも証券化すればOKと聞く。たしかソフトバンクが、ユーザの月賦を証券…

[FreeBSD] DHCP設定したネットワークデバイスが立ち上がらないときには

rc.confでネットワークデバイスに設定する値にSYNCDHCPというのがあるそうな。ネットワークデバイスの立ち上げは通常、デバイス自身がリンクアップのイベントをdevdに送り、devdはそれを受けてdhclientを実行する。しかし一部のデバイスはリンク変更のイベン…

フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理を読んだ。とても面白かった。17世紀にフェルマーが「この定理について驚くべき証明を見つけたが、余白が足りないのでそれを記すことが出来ない」と思わせぶりに記してから数百年、20世紀末にやっと証明されたフェルマーの最終定理。 最…

不透明な時代を見抜く「統計思考力」

仕事の出来る人は、重要な数字が頭に入ってるものだ、と書いてあった。 いい加減な俺は数字なんてすぐに忘れる。なんだかとっても納得した。 大学生の本離れとかいうけど、こうやって数字を並べてみるとそれは違うんじゃね?とか実例を引いてくれてて、筆者が…

インフルエンザ・パンデミック

生ワクチンは非常に効果が高く、持続もするけど、まれに副作用がありますよ。日本ではやってませんよ。 不活化ワクチンは副作用リスクは少ないものの、効果も生ワクチンほど高くなく、持続もしませんよ。おまけにウイルス侵入経路である気管支にはあまり抗体…

GENERIC kernelでもfreebsd-updateでupdateしてくれない件

8.0から8.0-p1のアップデートは、カーネルに修正が入らないので、そのままだとunameコマンドで両者の区別を出来ない。 /usr/src/sys/conf/newvers.shを見れば分かるが、それは面倒。 だからGENERICカーネルを再構築しておき、unameで8.0-p1と返してくれるよ…

「育てにくい子」と感じたときに読む本

過保護はOK。過干渉はダメよ。という主張。まあ、ヤバい経済学でも書いてたけど、育児方法なんてそもそも効果が測りにくくて、十年もすればメジャーな説も消え失せるようなエリアなんで、眉唾モノで読んでみたけど面白かった。 子供にはそれぞれに必要な愛情…

portsにsubversionとsubversion-freebsdの二つがある件について

/usr/ports/develにsubversionとsubversion-freebsdがあってちょっと驚いた。 どうもsubversion-freebsdにはFreeBSDのソースレポジトリにアクセスする際に便利なよう、ちょっとしたカスタマイズがされているものらしい。 $ cat ./subversion-freebsd/pkg-des…

webdav+svnで、WindowsのTortoiseSVNからアクセスしてみた。

webdavが出来上がったので、今度はここにSVNを組み込んでみた。 Excel, Wordファイルのバージョン管理をしたいだけなので、headとかそういうブランチを作成する予定はなし。まずwebdavとsubversionを設定しておく。そのうえで/usr/local/etc/apache22/extra/…

向田邦子全集〈4〉小説4 寺内貫太郎一家

うん。まあ、いい話っすね。という程度。