mergemasterをさらにさらにさらに早く


2009/5/1追記:mergemasterのオプションは-UPiFでどうぞ


mergemasterについては、mergemasterを少しだけ楽にmergemasterは-sivaでなく-UPiで。とやってきたが、つい先頃、7.1-STABLEと7.1-RELEASEを行き来した際、CVS Idが違うだけで「どうするよ?」と山ほど聞かれたのにウンザリして、改めてmergemasterのmanを読んだら解決したのでメモ。


結論をさっさと書くと、下記が俺の/etc/mergemaster.rc
ポイントは最下行。この指定によりCVS Idを無視して比較してくれるので、かなり楽になる。

◎/etc/mergemaster.rc

AUTO_UPGRADE=yes
AUTO_INSTALL=yes
IGNORE_FILES='/etc/motd'
PRESERVE_FILES=yes
VERBOSE=yes
DIFF_OPTIONS='-I$FreeBSD:.*[$]'

manから引用すると下記の通り。

#Additional options for diff.  This will get unset when using -s.
#DIFF_OPTIONS='-I$FreeBSD:.*[$]'        # Ignores CVS Id tags

注意すべきは、この設定はコマンドラインオプションでは指定できず、/etc/mergemaster.rcに記載しておく必要がある点。
まあ、上記のようにすれば後はmergemasterと叩くだけだから。

なお、以前の記事でmergemaster.rc内に記載していたIGNORE_MOTDオプションは今後無くなる運命なので、IGNORE_FILESとして/etc/motdを指定すること。