2007-11-19から1日間の記事一覧

重耳

宮城谷昌光の重耳を読んだ。 中国は春秋時代の晋の王様の話。 跡目争いの結果、19年に渡って諸国を放浪したのち、王座に返り咲きました、という話。だが。一番面白かったのは、主人公重耳の祖父、武公が権謀術数で晋を統一するところ。 もともとは武力に物を…

ジュール・ヴェルヌ: 十五少年漂流記

ヴェルヌの十五少年漂流記を読んだ。 小さい頃、ちびっ子向けに訳されたものは読んだことはあるけど、きちんとしたものは始めて。 で、とても面白かった。冒頭はいきなり大嵐から始まり、稲光で浮かび上がる船影。このあたり映画的。 で、そのマストも折れて…